代表ご挨拶
現在、日本国内では毎年多くの廃石膏ボードが排出され、その処分方法が深刻な社会課題となっています。特に、最終処分場への埋立処分が主流である現状においては、処分費の高騰や処分場不足、不法投棄のリスクなど、業界全体が抜本的な対策を求められています。
私たち株式会社ジプサCEは、こうした社会的な背景を見据え、廃石膏ボードを「処分対象」ではなく「再資源化可能な素材」として捉えることで、環境負荷の低減と資源循環の実現を目指しています。約20年にわたる研究開発の末に特許を取得した「樹脂加工物原料およびその製造方法」は、これまで用途が限定的だった廃石膏ボードに、新たな産業的価値を与えるものです。
当社は現在、再生ペレットを活用したプラスチック製品の製造・販売を中心に、物流業界や建設資材分野へ展開を進めています。特にパレット製造においては、大手メーカーと連携し、高品質かつ競争力のある製品供給を実現しております。また今後は、ゼオライトや炭酸カルシウムの代替素材としての活用を視野に入れ、さらなる研究開発および応用展開を強化してまいります。
環境対応・コスト競争力・品質保証。この3つを軸に、ジプサCEは「持続可能なものづくり」を推進し、社会に必要とされる循環型事業モデルを構築していきます。
今後とも皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社ジプサCE
代表取締役 西川 裕紀
会社概要
会社名 | 株式会社ジプサCE (Gipusa CE Co.,Ltd) |
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設立 | 2024年4月 |
資本金 | 500万円 |
従業員数 | 7名 (2025年4月現在) |
役員 | 代表取締役 西川 裕紀 相談役 清水 新一 |
所在地 | [本社] [厚木工場] |
TEL | 03-6810-9482 |
FAX | 03-6810-9483 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 土・日・祝日・年末年始 |
主な取引先 | 三甲株式会社 信和プラスチック株式会社 |
取引銀行 | 東京スター銀行 |
沿革
平成18年6月 | 代表の西川が相談役の清水と共同で廃石膏ボードの資源再生事業の全国展開を目指す |
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平成19年2月 | 神奈川県環境部産業廃棄物課に座間工場の許可申請 |
平成21年7月 | 神奈川県より座間工場の許可取得 第一号モデル工場操業開始(令和3年に売却) |
平成28年 | 神奈川県厚木市で廃石膏粉の再資源化の工場を設立。 地盤改良材(石膏系固化材)の製造、販売をスタート (現在も関連会社として製造中) |
平成30年 | 廃石膏粉の商品化に向けて試作、開発に着手する。 |
令和5年8月 | 特許申請 |
令和6年4月 | 株式会社ジプサCE設立 |
令和7年3月 | 「樹脂加工物原料及びその製造方法」特許取得 第7659337号 |
アクセス
本社
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町3-3-15
大橋芳町ビル4F
東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A5出口から徒歩約3分
厚木工場
〒243-0801
神奈川県厚木市上依知2982
