特許技術について
廃石膏ボードに、新たな命を。
弊社相談役・清水新一は、約20年という長い歳月をかけて、廃石膏ボードの再利用に関する独自の技術を研究・開発してきました。そして2025年4月、「樹脂加工物原料およびその製造方法」に関する特許を正式に取得。この技術は、これまで用途が限定されていた廃石膏粉ボードに、まったく新しい可能性をもたらすものです。
従来、廃石膏粉は土壌改良剤や固化剤といった限られた用途しかなく、ほとんどが埋立処分されていました。しかし、清水の開発した技術では、この廃材をPP(ポリプロピレン)樹脂と混錬し、再生可能なプラスチック素材として活用することが可能となりました。これにより、石油由来の新素材の使用量を削減し、CO2排出の抑制にも貢献します。
この技術はまだ始まりにすぎません。今後は炭酸カルシウムやゼオライトといった汎用鉱物の代替素材としての展開も視野に入れ、さらなる研究開発を続けてまいります。限りある資源を守り、廃棄物を価値ある資源に変えていく。その挑戦が、ジプサCEの原動力です。



特許証

【発行国】 | 日本国特許庁(JP) |
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【公報種別】 | 特許公報(B1) |
【特許番号】 | 特許第7659337号(P7659337) |
【登録日】 | 令和7年4月1日(2025.4.1) |
【発行日】 | 令和7年4月9日(2025.4.9) |
【発明の名称】 | 樹脂加工物原料及びその製造方法 |